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専門医制度

Q&A (よくある質問と回答)

1.更新申請全般

Q:現在休職中ですが更新申請は可能でしょうか。

A:可能です。勤務実態については、休職直前の1年間の実態を記載ください。


Q:救急部門に所属していないのですが、更新申請は可能でしょうか。

A:可能です。


Q:専門医の有効期限がわかりません。

A会員専用ページ(e医学会)>専門医単位照会 で確認できます


Q:次回更新時の業績対象期間がわかりません。

A:更新日の前年の4月1日から有効期限年の3月31日まで(通常であれば5年間)です。
認定期間は1月〜12月ですが、業績対象期間は前年の4月〜3月となるのでご注意ください
例:認定期間が2017年1月1日〜2021年12月31日の場合、業績対象期間は2016年4月1日〜2021年3月31日の5年間です。
「更新日」「有効期限年」については、会員専用ページ(e医学会)>専門医単位照会 で確認できます。
専門医の休止をしている場合には、休止期間は業績対象期間から除かれます。


Q:休止制度はありますか

A: はい。特段の理由(国内外の研究留学、病気療養、妊娠、出産、育児、介護、災害被災、事故、管理職就任、公的機関への出向など)のために専門医の更新が困難になると予想できる場合は、専門医活動の休止が認められます。
専門医活動の休止申請について をご確認ください。休止期間中は専門医資格を失います。


Q:学会のe-learningはどこで受講できますか

A: 会員専用ページ(e医学会)の「動画配信」にて実施しています 受講方法の詳細につきましては、本会ホームページ>専門医を更新する に掲載の「日本救急医学会e-learningについて」をご参照ください


Q:学会のe-learning(会員専用ページ(e医学会)「動画配信」でのクレジット決済)について、領収書は発行されますか

A: 領収書発行の手順

  1. 会員専用ページ(e医学会)へログイン
  2. 左下のバナー「クレジット決済」をクリック
  3. 対象学会(日本救急医学会)を選択して「決済履歴」をクリック
  4. 絞り込み条件を入力(空白可)し「検索」をクリック
  5. 決済履歴情報が表示されるので、一番右の領収書欄より「発行」をクリック
※一度発行された領収書は「発行済」となり再発行できません
※領収書の発行が可能なのは、e-learning課金料のみとなっております


Q:単位不足で更新できません。専門医を継続する方法はありますか

A: 更新の猶予措置(1年)があります。
有効期間満了年の申請期間に更新猶予の申請をし、1 年間更新を猶予することができます。猶予期間中も専門医資格を維持できます。この場合通常5年の所を6年目で更新できることになります。その後は5年ごとの更新となります。1 年間更新を猶予しても更新単位を満たせなかった場合には、専門医資格は失効となります。
更新猶予申請を希望される場合は、有効期間満了年の申請期間(2月〜4月)に更新猶予の申請をしてください。


Q:認定証の再発行や英文認定証を希望する場合の手続きを教えてください。

A: 機構専門医(日本専門医機構と日本救急医学会の連名の認定証だった場合)は、日本専門医機構にお問い合わせください。日本専門医機構ホームページ>専門医認定証再交付をご希望の場合:https://jmsb.or.jp/senmoni/#an05
学会専門医(日本救急医学会単独の認定証だった場合)は、日本救急医学会事務所更新係にメールでお問い合わせください。メール:qq-koushin@umin.ac.jp
どちらに問い合わせたらいいか不明な場合は、まず、日本救急医学会事務所更新係にお問合せください。

2.診療実績

Q:例えばAさんを専門医B医師と専門医C医師の2名で診療した場合、それぞれが経験症例として記載してもよいですか

A: はい。B医師、C医師がそれぞれ経験症例として提出することも可です。専門医新規申請時には、重複症例の記載は不可となっておりますが、更新申請時には記載可です。


Q:専攻医が診療した症例について、専門医が指導者として関わった場合、経験症例として記載してもよいですか

A: はい。専攻医と専門医の重複記載は問題ありません。


Q:「救急外来(ER外来)」「緊急往診」「院内救急患者」「術後集中治療」「ラピットカーで出て診療」についても経験症例として記載してもよいですか

A: はい


Q:一症例で複数の疾患が併存している症例では、複数記載してもよいですか

A:一症例で一人の申請者が複数登録することは不可です。


Q:更新回数3回以上で4回目の更新から診療実績免除とのことですが、自分の更新回数がわかりません

A:更新は5年毎なので、取得日から有効期限の期間が20年以上であれば、更新回数4回目以上となります。(休止した場合は除く)
「取得日」「有効期限」については、会員専用ページ(e医学会)>専門医単位照会 で確認できます。


Q: 65歳以上で診療実績免除とのことですが、どの時点で65歳ですか

A:更新年12月末日時点の満年齢で判断します。
例:2021年申請の場合は、生年が1956年以前であれば65歳以上と判断します。


Q:「A.救急診療活動一覧の提示により診療実績を示す場合」と「B. 能力判定試験(E-test)を受ける場合」どちらかのみでもよいですか

A: どちらかのみでも問題ありません。「i) 診療実績の証明」は最小5単位となっておりますので、5単位取得できれば問題ありません。
取得例)

  • Aの診療活動一覧100例で5単位
  • Bの能力判定試験合格で5単位
  • Aの診療活動一覧100例(5単位)とBの能力判定試験合格(5単位)で10単位
  • Aの診療活動一覧120例で6単位(100例以上については、20例ごとに+1単位)
  • Aの診療活動一覧200例で10単位


Q: 診療実績の証明のB能力判定試験(E-test)はどこで受けられるのですか

A:e医学会(会員専用ページ)にてE-testが受験できます。「能力判定試験(E-test)」と記載のあるものになります。
能力判定試験(E-test)受験の手順

  1. 会員専用ページ(e医学会)へログイン
  2. 左側の所属学会メニュー「日本救急医学会」(クリックで開閉します。閉じている場合はクリックしてください)
  3. 「能力判定試験(E-test)&救急科専門医試験対策」をクリック
  4. 一番上に「能力判定試験(E-test)」が表示されるのでクリック
  5. ※「勉強用」と記載のあるものについては対象外となりますのでご注意ください。


Q:基幹施設・連携施設・関連施設ではない施設で行った診療でも記載してよいですか?

A:はい。施設の条件はありません。


Q:非常勤、アルバイトで勤務している施設で行った診療でも記載してよいですか?

A:はい。勤務形態は問いません。

3 専門医共通講習

Q:受講した講習会が専門医共通講習に該当するのかわかりません

A2018年4月以降に開催された専門医共通講習については、日本専門医機構が認定した講習会のみ単位認定が可能です。認定された講習会については、日本専門医機構の規定により「専門医共通講習」であることをタイトル又はサブタイトルもしくはなお書き等で明示することになっておりますので、明示があることをご確認ください。
2018年3月までに開催された専門医共通講習の内容に該当する講習会については、まだ講習会の認定はされておりませんでしたので、「専門医共通講習」の明示がなくても内容が該当し受講証明が提出できる場合には、学会・施設・医師会等が主催した講習会について単位認定が可能です。(なお、更新申請時には受講証明の提出は必要なく、審査時に無作為抽出で選ばれた場合にはご提出をお願いします)


Q:日本救急医学会以外の学会で専門医共通講習の単位を取得しました。救急科の専門医更新の単位として申請できますか

A:他学会で開催された専門医共通講習につきましても、日本専門医機構が認定した講習会(「専門医共通講習」であることが明示されているもの)であり受講証明が提出できるなら可です。
受講証明については、氏名・受講日・受講内容(講習会名称等専門医共通講習であること)が確認できれば、他学会の会員専用ページ等を印刷したものを証明としてお使いいただけます。2018年3月までに開催された専門医共通講習の内容に該当する講習会については、「専門医共通講習」であることの明示がなくても受講証明が提出できる場合は、単位認定が可能です。(なお、更新申請時には受講証明の提出は必要なく、審査時に無作為抽出で選ばれた場合にはご提出をお願いします)


Q:施設主催の感染対策、医療倫理、医療安全に関する講習会を受講しました。専門医更新の単位として申請できますか

A:日本専門医機構が認定した講習会(「専門医共通講習」であることが明示されているもの)であれば使用できます。
2018年3月までに開催された専門医共通講習の内容に該当する講習会については、「専門医共通講習」であることの明示がなくても受講証明が提出できる場合は、単位認定が可能です。
(なお、更新申請時には受講証明の提出は必要なく、審査時に無作為抽出で選ばれた場合にはご提出をお願いします)
参考)基幹施設・連携施設で開催する専門医共通講習の認定については、日本専門医機構で申請を受け付けています。日本専門医機構>共通講習の申請


Q:必修項目を複数回受講してもよいですか

A:はい。必修項目3項目を含み、10単位まで認められます。専門医共通講習単位取得の実例を下記に示します
10 単位の取得例

  1. 必修だけで単位取得する場合
    医療倫理 4 単位、感染対策 3 単位、医療安全 3 単位(合計 10 単位)
  2. 必修とその他の共通講習を組み合わせて単位取得する場合
    医療倫理 1 単位、感染対策 1 単位、医療安全 2 単位、地域医療 2 単位、医療福祉制度 2 単、位、医療経済 2 単位(合計 10 単位)
    医療倫理 1 単位、感染対策 1 単位、医療安全 1 単位、医療福祉制度 7 単位(合計 10 単位)


Q:A)専門医共通講習、B)救急科領域講習は全て会員専用ページ(e医学会)の動画講習で取得してもよいですか。

A:全て動画講習で取得しても問題ありませんが、救急科専門医として、学術集会や研修会などに積極的な参加をお願いします。


Q:会員専用ページ(e医学会)に受講記録のある専門医共通講習の受講証明書がほしいのですが

A: 救急科専門医更新時には、会員専用ページ(e医学会)に受講記録があれば、それとは別に「受講証明書」をご準備いただく必要はありません。

他科専門医の更新に使用される等の場合には、下記手順にて受講証を発行してください

専門医共通講習受講証発行の手順

1.会員専用ページ(e医学会)へログイン
2.ホーム画面上部中ほどのバナー「専門医単位」をクリック
3.学会選択で「日本救急医学会」を選択して「表示」をクリック
4.共通講習の受講一覧が表示されるまで下にスクロールする
5.共通講習の受講一覧右の「受講証」欄「出力」をクリック

※初期値では次回更新の業績対象期間の受講歴のみが表示されていますが、「表示年月日」で期間を指定して過去の受講歴を表示することもできます。(「表示年月日」に表示させたい期間を入力し「検索」をクリック)

4.救急科領域講習

QB救急科領域講習のB救急領域に関する医師会主催のセミナー・講演会・講習会についてどのようなものが認められますか

A:下記、1)〜4)をすべて満たしているものが単位に認められます
----------------------------------------------------------------------
1)形態が「セミナー・講演会・講習会」であること(学会・学術集会の形態は不可)
(e-learningは当面リアルタイム配信のみ可。オンデマンド配信は不可)
2)受講証明が提出できること
3)医師会主催であることがわかるものが提出できること
(受講証に記載があればOK。プログラムのコピーなどでもよい)
4)開催時間がわかるものが提出できること
(受講証に記載があればOK。プログラムのコピーなどでもよい)
----------------------------------------------------------------------

  • 医師会とは、日本医師会・都道府県医師会・郡市医師会のいずれでもよい
  • 営利団体が共催のものは原則として認めない
  • 救急医療に関するかについて、救急は広域にからむため内容は限定しない。(内容については当面審査しない)
  • 日本医師会生涯教育制度についても上記に該当するものであれば、単位に認める。

Q:B救急科領域講習のE機構が認定するシミュレーションOff-JTにはどのようなものが認められますか

AB救急科領域講習のE機構が認定するシミュレーションOff-JTには、下記のコースが認められています。(2023年4月現在/下線は更新基準に記載があるもの/承認順)

a.救急蘇生に関する Off-JT ICLS
AHA 公認 ACLS・BLS
PALS
NCPR
日本集中治療医学会主催緊急気道確保対応トレーニング
b.外傷診療に関する Off-JT JATEC
JPTEC
JETEC
DSTC
ATOM
SSTT
DIRECT
AO Trauma Japan
ped-ITLS
PTLS
ASSET
c.災害医療に関する Off-JT MIMMS
MCLS
ADLS
d.急性内因性疾患・集中治療に関する Off-JT JMECC
AMLS
FCCS
PFCCS
日本集中治療医学会主催Be an Intensivistコース
日本集中治療医学会主催J-PADガイドラインセミナー
日本集中治療医学会主催神経集中治療ハンズオンセミナー
日本集中治療医学会主催早期離床セミナー
日本集中治療医学会主催臓器提供ハンズオン
日本集中治療医学会主催非同調・経肺圧セミナー
日本集中治療医学会主催腹臥位ハンズオンセミナー
CPVS (Clinical Physiology of Vital Signs)
e.その他学会が認める Off-JT ABLS
ISLS
日本航空医療学会主催ドクターヘリ講習会
ALSO
BLSO
日本集中治療医学会エコーハンズオンセミナー
ENLS
JTAS
PNLS
PEEC
WINFOCUS
PUSH コース指導者養成講習会
PUSH リニューアルコース
PECEP
JHN-POCUS
J-MELS
日本臓器移植ネットワーク主催(学会との共催も含む)の研修会(セミナー)
(例:ハンズオンセミナー、脳死下臓器提供シミュレーションコース)
セデーションコース

5.学術業績・診療以外の活動実績


Q:日本救急医学会総会・学術集会に参加していません。更新は可能でしょうか。

A:日本救急医学会総会・学術集会への参加は必須にはなっていないので、更新は可能です。ただし、救急科専門医として積極的な参加をお願いいたします。


Q:C)学術業績・診療以外の活動実績に該当する単位を取得しておりません。更新は可能でしょうか。

A:C)学術業績・診療以外の活動実績の取得単位は0〜15単位ですので、0単位でも問題ありません。


Q:学術集会の参加について、単なる参加登録は単位として認めないとのことですが、参加の有無(一般演題等の聴講)はどのように証明すればよいですか

A:参加の有無(一般演題等の聴講)については自己申告でお願いしています。参加証(ネームカード等)があれば、単位認定されます。(なお、更新申請時には参加証の提出は必要なく、審査時に無作為抽出で選ばれた場合にはご提出をお願いします)


Q:「地域の救急医療機関との連携会議への参加」の具体例はありますか。また証明はどのようなものを提出すればよいですか

A:会議名称例:「地域救急会議」「災害医療コーディネーター会議」「事後検証会」「ドクターヘリ症例検討会」(原則、複数(2施設以上)の救急医療機関(または、救急医療機関と消防機関)が集まる公的な会議については、単位認定可とします。1施設内の症例検討会や私的な会議は単位になりません))
主催者から「氏名・日時・会議名称が記載された出席証明」を発行してもらうか、「氏名・日時・会議名称がわかるもの(出席者一覧や議事録の該当部分等)」が証明となります。(なお、更新申請時には証明書の提出は必要なく、審査時に無作為抽出で選ばれた場合にはご提出をお願いします)


Q:「地域の市民・医療従事者への教育・啓発活動」の具体例はありますか。また証明はどのようなものを提出すればよいですか

A:「救命救急士に対する追加講習講師(1単位/回」)「消防学校での非常勤講師(1単位/1回の講義)」「小中学校での講習会講師」「救急電話相談業務(1単位/1回の勤務)」
主催者から「氏名・日時・内容」がわかるものを発行してもらうか、プログラム・シラバス・勤務表等のコピーが証明となります。(なお、更新申請時には証明書の提出は必要なく、審査時に無作為抽出で選ばれた場合にはご提出をお願いします)

6. 業績を証明する書類の提出について

Q:更新申請時においては、単位取得を証明する書類(参加証や抄録のコピー等)の提出の必要はないが、審査の際、無作為に抽出された申請者は「単位取得を証明する全資料」を提出することになるとのことですが、証明書類はどのようなものを準備しておけばよいのですか

A:・e医学会に登録されている単位については、事務所でも確認できますので別に証明書類は不要です。

  • 講習会の参加証明書は、@氏名 A日付 B主催者 C講習会名が記載されたものとしてください。(ただし、基本領域学会が発行している形式の受講証であれば、認めます。例:小児科学会の証明書には氏名の項目がないものがあるが認める/他学会の会員専用ページで確認できるものはその画面を印刷したもので可です)
  • 論文に関する証明書は、掲載書籍(雑誌)のコピーを、表紙・目次・論文の第1ページで1セットとし、提出すること。別刷の提出も可とする。ネット上で掲載の場合は、書籍(雑誌)名称・発行(掲載)日・論文の第1ページ相当部分(氏名の確認できるもの)を印刷して、提出すること。
  • 学会発表に関する証明書は、プログラムあるいは抄録のコピー(氏名の確認ができるもの)と会の名称・会期が確認できるもの(抄録の表紙またはWEB画面のコピー)を1セットとし、提出すること。
  • 学会出席に関する証明書は、参加証のコピー(氏名の確認できるもの)を提出すること。
  • 学術研究(レジストリ登録)への参加の証明書は各施設責任者による所定の書式の「入力者証明書(公印)
  • 医療事故調査制度における外部委員は、「医療事故調査協力の認定証

7.2020年10月の更新基準改訂について

Q:2020年10月に更新基準が改訂されました。改定前に開催されたものは改定前の単位で申請してもよいですか

A:改訂前に開催されたものは、改訂前・改定後のどちらの単位で申請することも可です。
改訂後に開催されたものは、改定後の単位でのみ申請できます。

8.英文表記について

Q:英文表記について教えてください

A:日本専門医機構認定 救急科専門医
Board-Certified Doctor of Emergency and Critical Care Medicine