講習会等開催者向け
※2024年11月に改訂された『日本専門医機構救急科専門医更新基準』は、2026年以降の更新申請から適用となります。それに伴い講習会開催の申請における専門医共通講習の必修講習分類の総称や項番、救急科領域講習の講習会内容の項番が変更されております。申請前にご確認いただけますよう、よろしくお願い申し上げます。
救急科領域講習申請について
『日本専門医機構救急科専門医更新基準』 、「B)救急科領域講習」一覧の「@学会*1が主催する救急医学に関する講習会など(日本救急医学会が認定したもの)」に該当する講習会を開催する場合、日本救急医学会による審査・認定が必要となります。下記事項を確認し申請を行ってください。
@学会*1: | 日本救急医学会、日本臨床救急医学会、日本救急医学会地方会、日本集中治療医学会、日本熱傷学会、日本外傷学会、日本中毒学会、日本災害医学会、日本小児救急医学会、日本神経救急学会、日本脳卒中学会、日本感染症学会、日本消化器内視鏡学会 |
申請から当日までの流れ(現地会場開催、WEB開催共通)
1) 申請について
書式『申請書式(救急科領域講習用) 』 に必要事項を入力し、講習会開催 3か月前まで に日本救急医学会へ送付してください。
(送付先:jaam-2@bz03.plala.or.jp)
2) 結果の連絡について
申請後、日本救急医学会 教育・研修統括委員会にて審査を行い、1か月程度で「認定/認定不可」の結果を連絡いたします。
3) 認定後、開催当日について
認定講習会開催当日の受講者の参加記録は、申請学会において行ってください。
(参加記録の取り方は、現地会場開催とWEB開催の場合で異なります。)
救急科領域講習申請についての確認事項
1) 救急科領域講習の範囲と内容
- 救急科領域講習は、救急科専門医が最新の知識や技能を身につけるために必要な講習会等です。
- 総論と各論を含むこと:最先端のトピックスや演者自身の専門領域のみで構成されないこと。
- 営利団体が主催または共催するセミナー等は、原則として講習対象となりません。
- 講習のハイブリッド開催は認めておりませんので、現地会場での集団受講形式、あるいはWEB上の個人受講形式のいずれかの提供方法をお選びください。
- 「@学会*1」に記載のある学会の地方会、支部会は、下記条件を満たすよう講習を構成し、申請してください。
- 日本救急医学会との合同企画という形にて、開催すること。(具体的に:申請書式提出時に、『合同企画依頼状
』 の提出をお願いいたします。)
- 救急科専門医を座長とすること。
- WEB上の個人受講形式の講習会の申請、開催は受け付けません。現地会場での集団受講形式の講習会とすること。
- 日本救急医学会との合同企画という形にて、開催すること。(具体的に:申請書式提出時に、『合同企画依頼状
- 「@学会*1」に記載のない学会からの救急科領域講習申請は受け付けません。
- 講習内容「k. 日本救急医学会が指定したワークショップやシンポジウム」は、「本学会側(日本救急医学会 教育・研修統括委員会)から、学術集会側に向けて領域講習として依頼するもの」が対象となります。
2) 受講時間、受講単位
- 1回の講習は、1時間以上となるようにしてください。
- 1時間以上2時間未満の講習会には、原則として受講単位1単位となります。
- 2時間以上のものには 、原則として2単位を上限とします。
- 単位数は、講習内容の妥当性などを考慮し、委員会審査の結果、上記単位算定とならない場合がございます。
3)講習受講の形式、参加記録の取り方、講習会開催要件
- 集団受講形式(参加者が指定の会場に一同に会して開催するものに限る)
@ 現地会場にて対面講習の受講
A 現地会場にてWEB講習の受講
(複数の会場を設け、受講者を分散し、演者の講演を同時配信する。また、演者が遠隔地で講演するもの、あるいは事前に収録したものを受講者が現地会場で聴講すること。)
⇒【集団受講の場合 講習会申請・開催要件、参加記録の取り方】- 日本救急医学会における審査・認定された講習会であること。
- 受講者の参加記録は、講習開催当日に会場において、e医学会カードによる受付端末を使用し、行ってください。
- e医学会カードによる受付端末は、京葉コンピューターサービス株式会社様から、開催前月の10日までに直接レンタル依頼をしてください。(レンタル方法は、講習認定後の案内となります。 )
- 講習開催当日の受付運営(受付端末設置、受付人員配置等)は、申請学会において行ってください。
- 同時刻帯に2つ以上の救急科領域講習の参加記録がある場合は、すべての参加記録を取り消しとしてください。
- 個別受講形式(WEB上の配信)
@ 事前収録した動画を日時決定のうえ、1回限りの配信とするWEB講習の受講
A 事前収録した動画を一定期間(2日以上1カ月以内。)配信し、その期間中の受講者の都合が合う時に受講するオンデマンド講習の受講
⇒【個別受講(WEB)の場合 講習会申請・開催要件、参加記録の取り方】- 日本救急医学会における審査・認定された講習会であること。
- 救急科領域関連の学会「@学会*1」であること。
- 下記a〜dすべての対応が申請学会によってできること。
a. 出席管理がシステム上可能である。
b. 講習配信映像の受講開始、受講終了の時刻のログを個々に確認することができ、管理ができる。
c. 講習配信後、5題以上、5択式のテスト出題および回答がシステム上の管理ができ、解説の表示および合否判定が可能である。
(一定の正答率を得た受講者が合格者として、単位付与対象者となる。)
d. 事前に録画した映像・音声をWEB講習会当日に配信することができる。 - WEB講習の受講者が、同時刻帯に2つ以上の救急科領域講習の参加記録がある場合は、すべての参加記録を取り消しとすること。
- 本学会指定のフォーマットに参加記録データなど必要事項を入力し、提出すること。(フォーマットは、講習認定後の案内となります。)
- 「A事前収録した動画を一定期間(2日以上1カ月以内)配信し、受講者の都合が合う時に受講するオンデマンド講習の受講」の場合、『オンデマンド開催要件
』 を満たすシステム構築ができることが必須条件です。
専門医共通講習について
- 日本救急医学会、日本救急医学会地方会 → 本会に申請してください。
- 上記以外の救急科領域関連の学会「@学会*1」→ 本会と共催で開催される場合のみ、本会へ申請してください。
- 救急科領域関連ではない学会 → 本会では審査しません。
詳細は、日本専門医機構『共通講習申請の手引き

1) 共通講習の範囲
- 共通講習は、「各領域の枠を超えた、医師として必要な知識や態度(人間性や社会性を含む)を扱う講習」 として妥当と認められたものに限られます。
- 国内で開催されるものの内、営利団体が主催するものを除き、講演者、共催・後援については、利益相反事項に問題がないものに限られます。
- 専門医共通講習の対象となる講習会内容は、『日本専門医機構救急科専門医更新基準
』、「ii) 専門医共通講習」一覧の@〜Iとなります。
2) 受講時間、受講単位
- 1回の講習は、1時間以上となるようにしてください。
- 1時間以上2時間未満の講習会には、原則として受講単位 1 単位となります。
- 2時間以上のものには 、原則として2 単位を上限とします。
申請から当日までの流れ(現地会場開催、WEB開催共通)
1) 申請について
書式『申請書式(専門医共通講習用) 』 に必要事項を入力し、講習会開催 3か月前まで に日本救急医学会へ送付ください。
(送付先:jaam-2@bz03.plala.or.jp)
2) 結果の連絡について
申請後、日本救急医学会 教育・研修統括委員会にて審査を行い、1か月程度で結果を連絡いたします。
3) 認定後、開催日当日について
単位認定講習会開催当日の受講者の参加記録は、申請学会において行ってください。
(参加記録は、現地会場開催とWEB開催の場合で異なります。)
※講習受講の形式、参加記録の取り方、講習会開催要件については、上記『救急科領域講習について確認事項』、3)と同内容となります。
≪ お問い合わせ先 ≫
日本救急医学会事務所
E-mail: jaam-2@bz03.plala.or.jp