お知らせ
日本救急医学会 学会主導研究公募開始!
日本救急医学会 学会主導研究応募要項(2021年版)
日本救急医学会
会員 各位
日本救急医学会
学会主導研究評価特別委員会
委員長 田﨑 修
1. 目的
救急医学は救急医療システムと学問体系としての救急医学を基盤として成立するが故に、救急医療と救急医学は日本救急医学会が整備、改革、発展を常に意識すべき二大課題です。救急医学の黎明期には救急医療が救急医学を牽引してきましたが、現在、救急医学は救急医療を支える確固たる学術的基盤を提供しています。そして「グローバル化」が必須の時代において救急医学もその例外たり得ず、日本救急医学会は世界に向けた情報発信をしなければその存在意義さえ問われかねません。日本救急医学会は、世界に伍する研究を学会主導で実施すると同時に、救急医学研究に関して欧米諸国のみならず環太平洋・アジア諸国と広く連携し、その連携基盤を通じて国際的指導力を示す必要があります。この使命達成の一環として、日本救急医学会は世界的評価を受ける国際・国内多施設共同前向き救急医学研究を広く学会員から公募します。
2. 研究
・研究代表者は日本救急医学会会員とする。
・多施設前向き共同臨床研究とする。
・研究実施状況報告書(支出明細含む)を毎年必ず提出する。
・研究成果は日本救急医学会学術集会発表および英文論文公表を必須とする。
・研究成果は日本救急医学会主導研究であること明記して公表する
(論文への掲載例:This study was supported by a Grant-in-aid for multicenter clinical research from Japanese Association for Acute Medicine.)。
・研究成果は原則として日本救急医学会に帰属する。
・研究終了、中止時に研究(終了・中止)報告書を提出する。
3. 応募方法
・学会主導研究評価特別委員会が応募研究を審査する
申請手順
研究計画書1
研究計画書2
研究計画書3
(採択後 報告書)
研究実施状況報告書
研究(終了・中止)報告書
・日程
募集:2020年7月17日~2020年8月31日
審査:2020年9月1日~2020年10月下旬
承認:11月理事会
4. 採択された場合の利得
・学会事務所を会議場所として提供する。
・助成金支給の対象となった場合には研究費用の一部を支援する。同時に公的・私的競争的資金獲得を許可し、かつ推奨する。
・学術集会で研究概要を公表し、学会ホームページに学会主導研究として掲載する。
・学術集会で研究の発表機会を与える(研究組織企画シンポジウム等)。
・学術集会で研究関連説明会等の開催を許可する(研究内容説明場所の提供等)。
・学会メーリングリスト等、各種学会伝達媒体の使用を許可する。
・学会指導医および評議員の申請と更新の評価事項とする。
・学会主導研究評価特別委員会委員に研究支援を求めることが出来る。
5. 研究助成額
・研究費は1研究あたり年間100万円を上限とする。
・研究費の2年目以降の支給は、学会主導研究評価特別委員会で毎年審議し決定する。
・研究費の支給は原則3年間とする。
・学会主導研究全体での研究費は年間1000万円を上限とする。
6. 研究参加・協力者および組織、学会員への利益還元
・研究成果公表時の演者名、著者名、協力者、施設名等の記載方法は研究組織に委ねる。
・研究で得られたデータの学会員への提供については研究組織に委ねる。
7. 研究倫理
・ヘルシンキ宣言の主旨を尊重し、
「人を対象とする医学系研究に関する倫理指針」、
「ヒトゲノム・遺伝子解析研究に関する倫理指針」、「遺伝子治療臨床研究に関する指針」、
「ヒト受精胚の作成を行う生殖補助医療研究に関する倫理指針」、「臨床研究法」等、
国等が示した関連法令及び関連指針を遵守する。
・研究基幹施設倫理委員会承認書類を研究開始前に学会へ提出する。
・研究参加施設倫理委員会承認の確認は、研究組織の責任で行うものとする。
8. 研究応募先
一般社団法人日本救急医学会
担当:福田 修太
〒113-0033東京都文京区本郷3-3-12、ケイズビルディング3階
TEL: 03-5840-9870 FAX: 03-5840-9876
Mail: jaam-6@bz04.plala.or.jp
2020年7月17日