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お知らせ

「高齢者救急問題の現状とその対応策についての提言(案)」 「用語の統一概念(案)」
パブリックコメント募集

日本救急医学会高齢者救急委員会では、高齢者救急における問題点とその対処について委員会発足以来6年をかけて検討してまいりました。その結果、1. 医療スタッフでも用語が正確に理解・使用されていない場合が少なくないこと、2. 高齢者医療、特に救急医療において問題が山積しており、高齢者、ご家族のみならず、高齢者施設、救急隊員、在宅医や関連職員、病院、救命救急センターやその職員等にまで影響を及ぼしており、対応が必要であることが明らかとなりました。
そこで、委員会として、1.に対して、「用語の統一概念」を作成し、学会ホームページに掲載して周知を測ること、2.に対して、救急医学会のみでは改善できないと考え、種々の組織、団体にご参加いただき、添付のような「高齢者救急問題を検討する懇話会」(懇話会)を組織し、高齢者救急における問題点と対策を協議し、「高齢者救急問題の現状とその対応策についての提言」を検討して参りしました。それを元に、高齢者救急委員会でさらに改変し、添付のような「高齢者救急問題の現状とその対応策についての提言(案)」「用語の統一概念(案)」をまとめました。ただし、これは高齢者の健やかな生活を医学的に支援し、そして人生の最期を迎える場合にはご自分やご家族などの望み通りに迎えることができるような体制を整備するためのものであり、高齢者の切り捨て、年齢による制限等を意図したものではありません。現在、懇話会に参加いただいている組織にお諮りし、ご意見を賜り、また、連名での公開に賛同いただけるかを打診中です。
つきましては、日本救急医学会におきましても、これらの案に対するパブリックコメントを募集することとなりました。皆様から忌憚のないご意見を頂けましたら幸甚です。以下のQRコードまたはURLから12月15日までにいただけますよう何卒宜しくお願い致します。

【パブリックコメント募集フォーム】

コメントありがとうございました。現在は募集を締め切っています。

【資料】

01-1.高齢者救急問題の現状とその対応策についての提言(案) PDF
01-2.【図1〜5】高齢者救急問題の現状とその対応策についての提言(案) PDF
02.日本救急医学会高齢者救急に関する用語の統一概念 PDF

令和5年12月1日

高齢者救急委員会
担当理事 成松英智
委員長  真弓俊彦