日本救急医学会・医学用語解説集

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医学用語 解説集

ダメージコントロールサージェリー

damage controlという言葉は,もともと,戦闘により損害を受けた艦船を沈没させずに最寄りの軍港に帰すための応急処置を指す軍事用語であるが,これが転じて,救命を目的とした外傷治療戦略をdamage control surgery(DCS)と呼ぶようになった。DCSは,蘇生目的の初回手術,全身の安定化を図る集中治療,修復・再建手術,の3つの要素からなる。「外傷死の三徴」の存在などから,その適応を判断する。

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