日本救急医学会メディカルコントロール体制検討委員会が推進している病院前外傷観察・処置標準教育プログラム。防ぎえた外傷死(preventable trauma death; PTD)を減少させる目的で平成15年にJPTEC協議会が発足した。主に救急隊員を対象としている。医師向けの外傷初期診療プログラム(Japan Advanced Trauma Evaluation and Care; JATEC)による教育体制も同時に作られた。全国で講習会(講義,実習,試験)がおこなわれており,試験の成績によりプロバイダー,インストラクターとして公認される。