日本救急医学会・医学用語解説集

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医学用語 解説集

凍傷

局所の寒冷により発生した障害・壊死をいう。発生機序として凍結による直接細胞障害,細胞外液凍結による浸透圧上昇からの細胞内脱水,小動脈収縮,血液濃縮・血栓形成などによる末梢循環不全と組織の低酸素状態などがある。重症度は,表皮のみの損傷で発赤・腫脹をしめす1度凍傷,真皮までの障害で浮腫・水泡形成を示す2度凍傷,皮下組織まで損傷をうけ壊死・潰瘍を示す3度凍傷に分類される。

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