日本救急医学会・医学用語解説集

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医学用語 解説集

核温

体温は部位により異なり,大別すると核温(中枢温,深部体温)と体表温(末梢温)に分けられる。核温は身体の深部の温度であり,外界の温度の影響を受けず,比較的一定している。鼓膜温,直腸温,膀胱温,スワンガンツカテーテル先端で測定した血液温などをいう。熱中症,偶発性低体温症,低体温療法,などでは核温の測定が重要である。一方,体表温の代表は腋窩などで測定する皮膚温であり,核温と乖離することも多い。

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