平成25年3月28日午前10時、厚生労働省において、日本救急医学会に対し感謝状の贈呈がありました。本会を代表して、代表理事・行岡哲男が贈呈式に臨みました。
この感謝状は、「東日本大震災により甚大な被害を受けた被災者に対し惜しみない支援」に努めたことに対するもので、田村憲久厚生労働大臣の名によるものです。
この機会に、改めて東日本大震災によりお亡くなりになられた多くの方々の、ご冥福をお祈り申し上げます。また、被災された皆さまに、心よりお見舞いを申し上げます。
本会会員各位は、それぞれの立場で支援にあたられたと思います。また学会としては福島原発事故緊急ワーキンググループを立ち上げ、オフサイトセンターやJヴィレッジでの医療支援に協力を致しました。今回の感謝状はこれらの活動が評価されたものと存じます。
しかし、被災地は未だ復興の途上にあります。また、災害はいつでも、どこでも起こり得ます。災害時の機動的対応力は、日頃のPreparedness に依存し、これは学会という組織にも当てはまります。今後とも会員の皆さんとともに、学術団体としてのPreparednessを考え、その洗練に努めたいと思います。
(文責:行岡哲男)
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