お知らせ

本書は第51回日本救急医学会総会・学術集会時に発刊となりました。　日本救急医学会監修のもとPoint-of-Care超音波推進委員会で編集を担当し、関連4学会から編集協力をいただきました。編集方針は以下の通りです。

• 「救急point-of-care超音波診療指針」をベースとし、指針で示されている主要項目と付加項目を中心に実践で役立つ内容を示した。
• 救急超音波診療の発展と拡大を視野に、指針で取り上げなかった上級者向けPOCUSや他領域の超音波検査、知識として知っておくべき内容を加えた。
• 独学でも知識と技術の習得に役立つように配慮し、手技や病態・疾患に関する画像・動画を盛り込んだ。
• 救急超音波診療指導者講習会、各地域や施設での講習会に際し、受講者・指導者双方にとっての手引きとしての役割を果たせるようにした。
• 救急科専門医・専攻医だけではなく、臨床研修医、広く急性期診療に従事する医療従事者の手引きとしても活用いただけるように配慮した。

同委員会では「救急超音波指導者講習会」を定期開催していく方針で、本書はその際のテキストとしても位置付けております。救急診療の現場で、各地・各施設でのプロバイダー向け講習会開催時に本書を活用いただけますと幸いでございます。

日本救急医学会監修 救急超音波診療ガイド　編集主幹 日本救急医学会 Point-of-Care超音波推進委員会 委員長　　　亀田　徹 担当理事　木村　昭夫