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代表理事挨拶

平成29年2月

一般社団法人日本救急医学会
代表理事 横田 裕行

 平成29年2月27日の理事会におきまして、本法人の代表理事に選任されました。会員の皆様、ならびに関係各位の皆様のご支援とご協力をいただき、救急医学のより一層の充実を目指し、患者さんや社会のために尽力したいと思います。

 現在、一般社団法人日本救急医学会の会員である救急医のあり方や役割は、複雑化する社会を反映して大きく変容してきています。すなわち、国内では超少子超高齢化の中で、社会が救急医療に求めるニーズが大きく変化し、かつ多様になっています。救急医療の中で中心的な役割を担う救急医には、従来から多発外傷、広範囲熱傷、あるいは急性薬物中毒などの外因性救急疾患を中心とした初療室や集中治療室、手術室での迅速な対応や知識が求められてきました。しかし、社会の変化とともに、それらに加えて多疾患を有する高齢者内因性救急疾患への対応、ドクターカーやドクターヘリ、災害医療などの病院前治療、そしてメディカルコントロールへの関与などへの積極的な関わりが期待されています。

 また、2018年からは日本専門医機構のもとで新しい専門医制度が始動し、基本領域専門医の一つである救急科専門医の育成や教育に本法人は大きな役割と責任を負っています。知識や技能はもちろん、患者さんやその家族から信頼される優秀な救急科専門医を育てることは本法人、本学会の大きな責任であると認識しています。そのためには救急医の魅力をさらに発信して救急医を目指す医学部学生や若い医師たちを一人でも多く育成することが必要です。同時に、現在活躍している救急医の皆さんがさらに高い倫理観と知識、技術を備え社会に貢献していただく体制作りも構築しなければなりません。

 世界に目を向けますと、地球温暖化に関連した様々な自然災害、不安定な国際政治状況を反映して人的災害、テロ攻撃などが多発しています。日本では2016年に先進主要国首脳会議が行われましたが、その医療支援の主体となったのは本法人の会員である救急医でした。今後、わが国では2019年ラグビーワールドカップ、2020年東京オリンピック・パラリンピックが開催され、学会としての対応や協力が期待されているところです。

 本法人の目的は“国民の保健・医療・福祉に寄与するため、救急医学の進歩発展を図り、救急医療の普及と発展に貢献すること(定款第3条)“です。その目的を達成するために様々な事業が行われてきましたが、その中でも”学術集会の開催”は最も重要な事業の一つです。従来は学術集会が会長の裁量に大きく依存しておりましたが、今後は学術集会の内製化に向けた流れの中で法人の果たす役割がますます拡大してゆきます。

 このように本法人には会員の皆さんや社会から多くの課題と期待が寄せられ、それらを実現するために喫緊の課題として本法人の財政基盤をより強固にして行くことも大切と認識しています。救急医学の進歩発展、そして救急医療の普及と発展のために会員の皆さまと一緒に頑張っていこうと考えています。

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