ER検討委員会 ホームページ

ERとは?(医療従事者向け)

北米型の救急医療ではERにおいてER医(emergency physician)があらゆる救急患者に対して効率的な診療を行っています。ERは救急室(emergency room)の略語であり、本来は診療スペースを意味していますが、北米型の救急診療が、ERあるいはER型診療として本邦で注目されはじめました。このページではER型診療の果たす役割、ERで働く医療従事者の役割、そしてER型診療に関する諸問題を紹介します。

救急医療におけるERの役割

ER型診療は、北米型の救急医療におけるERをモデルとしているので、米国のAmerican College of Emergency Physicians(ACEP)が発表している各種のPolicy statementが救急医療におけるERの役割を考える上で参考になるはずです。ここではいくつかのPolicy statementを紹介します。

救急医学の定義

救急医学の定義(Definition of Emergency Medicine)」はER型診療のモデルです。 ACEPは救急医学の定義(Definition of emergency medicine)を Policy statement (Policy#400158)として発表しています。

救急医療の対象

ER型診療において、そのサービスの対象となるのはどのような患者なのか。 ACEPは「救急サービスの定義(Definition of an Emergency Service)」(Policy#400154)を発表しています。

ER型診療のモデル

下記論文がERにおける診療のモデルを記載しています。
The model of the clinical practice of emergency medicine. Ann Emerg Med 2001;37:745-770

ERのデザイン

ERには何が必要か

ERにおいて適切な救急医療を提供するためには何を準備しなければならないのか。 具体的にEmergency department planning and resource guidelines(ACEP Policy Statement)が答えています。ERの機能を充実させるためには必見の内容です。

経過観察床

患者処遇の決定(Disposition)はER医の重要な責務です。 米国では胸痛患者に対する不適切なdispositionを減らす工夫としてER内において経過観察が系統的に行われるようになり、これを契機に経過観察床(observation unit)が広まりました。
ACEPのEmergency department observation services (Policy#400206)を参照してください。

ERをめぐる諸問題

混雑

ERには多数の患者が集中するため、混雑(overcrowding)が稀ではありません。混雑は欧米の救急医学のトピックになっており、科学的アプローチが盛んに行われています。いくつかのスケールも開発されつつあります。

救急車の受け入れ困難

ERの混雑や病棟満床時には救急車の受け入れができなくなります(diversion)。

FAQ

ERシステムFAQ
English