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平成24年 第3回後期研修プログラム検討小委員会議事録

日時:2012年12月14日(金) 15時00分から17時00分まで
場所:日本救急医学会事務所
参加者: (敬称略、順不同)
委員:
太田祥一ER検討委員長、太田凡小委員長、木村、金井、志賀、本多
オブザーバー参加:
行岡 代表理事
配付資料
  1. 平成24年度 第2回議事録
  2. 平成24年度 第3回ER検討委員会議事録(参考資料)
  3. ER型後期研修プログラムの事前登録制について(参考資料)
  4. 日本救急医学会救急科専門医ER型後期研修プログラム(改訂版)
文責: 本多・太田凡

議題

1.平成24年度第2回議事録の確認(資料1)

  • ER型後期研修プログラムの事前登録に関して、ER検討委員会から専門医認定委員会への回答文書(配布資料3)を送付した。その内容について修正・変更など検討した経緯について平成24年度 第2回ER検討委員会議事録にまとめた。
  • 第40回日本救急医学会総会シンポジウムで発表した内容をもとにER型後期研修プログラム作成までの経過と現状の概略説明を行った。(太田凡小委員長)
    その事前登録に関する手続きについて、ER検討委員会から専門医認定員会へ事前登録運用に関する申請書類およびER型後期研修プログラムの内容の修正作業を本委員会で行う。

2.日本救急医学会救急科専門医ER型後期研修プログラムの改訂について(資料4)

  • ER型後期研修プログラムで他科ローテーション研修はER型救急医を養成するために必要と考えられる。従ってその他科ローテーション研修の内容を担保し、かつその研修期間を事前登録運用によってその2分の1の期間を救急専従歴としてカウントすることが可能となったことは理事会で承認されたものである。
  • 他科ローテート研修事前登録運用について、運用開始は専門医認定委員会とER検討委員会で再検討のうえ摺り合わせを行い、早くても平成25年10月以降の運用へ延期となり、準備作業を継続していくこととなった。
  • 他科ローテート研修プログラムについては、事前申請で登録するが修了認定については行わないものとする。
  • 研修ER検討委員会HPに掲載されているモデルプログラムの内容は、救急医学会理事会の承認を得て掲載されている。また、名称についてはHPで提示する内容は「ER型後期研修カリキュラム」へ変更し、各施設でそのカリキュラム案に沿った形で後期研修プログラムが作成、実施されるものと予想される。そのため、本委員会でそのカリキュラム案の内容を検討・修正する必要性が生じた。(本年12月中に素案を作成)
  1. ER型後期研修プログラム申請方法および認定作業について
    1. 後期研修医は他科ローテーション開始前に全ローテーション予定を提出する。
    2. 事前申請されたローテーション研修プログラムは、ER検討委員会で内容を審議し、専門医認定委員会で認定するものである。また、全てのローテーション研修が修了した時点で「ローテーション修了報告書」を専門医認定委員会に提出する。(他科ローテーション研修の修了認定作業は行われない)
    3. 事前登録されたプログラムで研修を実施した期間の2分の1(ローテーション研修期間で最大12カ月)を兼任歴に加算することができる。 以下のような意見も述べられた。
    ※今後、厚生労働省で検討されている専門医認定制度などの周囲の状況によって各学会の専門医制度の内容が変わる可能性もあるため、現時点ではカリキュラム案に大きな変更を加えないことが望ましいのではという意見があった。将来、専門医認定制度の変更が実施されに、一般市民からの期待に沿うような医師像が求められることになるだろう。そこで本邦において救急医は社会にどのように貢献するのかという視点も必要であり、質の高い救急科専門医養成プログラムを作り上げる必要がある。そのひとつの例として先行しているものがER型後期研修プログラムである。
  2. プログラム認定の申請書類
    1. ER型後期研修プログラムと他科ローテーション先の事前登録と専門医新規申請までのフロー図を確認 ⇒ 特に変更なし
    2. ER型後期研修プログラム登録申請書に関して、記載例を作成して専門医認定委員会へ提出する資料に加える(太田凡小委員長 試案作成)
    3. ER型後期研修プログラム登録申請書の4.登録するプログラムの表で、「研修項目」の欄に記載されている領域については、前回の小委員会で記入する施設側に配慮して具体例を示した方が良いのではという意見があり、今回は変更なし。
    4. 専門医認定委員会に提出する資料に、これまでのER型後期研修プログラムを理事会で承認された過程を示す議事録を追加することで、委員会内での議論を進めやすくすることが期待されるので追加する。
  3. 申請募集の通知文(HP掲載用)および修正カリキュラム案の作成
    1. 今までの流れでは、ER型後期研修プログラムにおいて予め認めた4年間のプログラムを尊重した経緯がある。そのため、4年間のカリキュラムとなっていることを確認した。今後、ER型後期研修ついて具体的な説明が求められるため、プログラム例をER検討委員会として明示する必要がある。
    2. 配付資料4において、本カリキュラム(ER型後期研修プログラム改めカリキュラムへ変更)の内容については理事会で承認されたものであるため、大幅な変更については、再承認の手続き、修正作業が膨大となるため現時点では行わない。その代わりに、ER型後期研修カリキュラムが養成するER型救急医のあるべき姿を明示することが望ましく、さらにそのカリキュラムをHPで公開し、一般に周知していくことが必要である。
    3. 専門医認定委員会へ提出するカリキュラムの修正作業(本年中に試案作成)
      1. カリキュラムの基本的性格およびローテーション研修の意義を明示する。
      2. 到達目標のレベル分け
      3. 領域ごとの到達目標では、当初AおよびBレベル分けを行っていた。しかし、項目数が多く、その必要性の意味が専門医試験の必要項目と混同される恐れがあるため再検討を要した。また、各々のレベル分けを選定する理由を明確に示すことは困難であることが予想された。
        その結果、本カリキュラムで掲げている各項目の必要性については異論がなく、どれもER型救急医にとって必須なものと考えられる。しかし、研修施設ごとに経験できる救急患者の発生や遭遇する頻度にもバラつきも予想されるため、その項目の重み付けは必要であると各委員の意見が一致した。
        以下、必須項目に○印をつける方式へ変更することとなった。各項目全てに○をつけるのではなく、中項目(片括弧)あるいは小項目(両括弧)に○印をつけて強調する方式でカリキュラムを中で経験すべき内容の重み付けを示す方針とした。
  4. 書類作成時におけるQ&Aの事例を提示(本年中に試案作成)
    各委員の自施設でのカリキュラムをもとに登録申請書類を作成し、実際の運用においてどのような疑問、質問が想定されるのか予め検討しておく。また、質問が予想される後期研修医の背景や、途中参加の場合など研修期間を含め対応策を準備する必要がある。さらに今後、提出されたプログラム認定作業を行うためには、審査に必要な基準等を準備していく必要がある。
    質問の具体例としていくつか検討課題が示され、今後検討していくこととした。
    • 後期研修が途中参加した場合どうするのか?
    • 2年目から途中参加した場合はどうなるのか?など
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