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第13回 ER検討特別委員会議事録

日時:2009年6月12日(金)午後4時30分から6時30分まで
於:リーガロイヤルホテル大阪 6階 錦の間
出席者:
(敬称略・順不同)
委員長:
委員:
太田、瀧、本多、箕輪、山田
Active member他:
許、岩田、中森、田口、西本、切田、永田、安心院、春日、永山、松田
事務局:
鈴木
計18名
配布資料:
  1. 第12回ER検討特別委員会議事録(案)
  2. EMTALAに関する会議(議事録)
  3. EMTALAの概略
  4. 委員・Active member名簿
文責:本多、鈴木

議題

自己紹介

 会議に先立ち、参加者全員の自己紹介が行われた。

1.第12回議事録の確認:

 承認された。

2.事務局から:

 Active member応募状況が報告された(鈴木)。

3.ER型救急医療と日本救急医学会の認定ルールとの整合性:合同委員会への発信について:

 本件に関する経緯説明の後、合同委員会への答申を行ったことが報告された。本件は、現在、将来計画委員会(坂本委員長)が担当しており、審議が停滞することのないよう依頼したところ、7-8月の理事会に諮られる予定との回答を得たことが報告された(堀)。

4.ER型救急医と指導医、評議員の申請について:

 学会の意思決定は評議員会でなされるため、ER型救急医の評議員の増加が必要である。従来、評議員は指導医であることが条件であったが、絶対条件としないことが理事会において確認された。また、評議員定数も学会員数に応じて増員されるので積極的に評議員への申請を行うよう要請があった(堀)。
 また、ER型救急医は指導医になれないと思われがちであるが、診療実績は研修期間に経験している項目が多いはずである。審査においては、救急部門で診療を行っているか否かを重視している。事前審査を利用し、指導医資格の取得をするよう要請された(瀧)。

5.ER救急医療の実施状況の調査: その後の展開

 山下先生の論文が日本救急医学会雑誌に掲載されたが、その後、同じアンケート結果を再解析して、初期臨床研修でER型救急医療が利用されているか否かを検討した論文を同誌に投稿中であること(鈴木論文)、さらに瀧野先生が後期研修について論文作成中であることが報告された(鈴木)。

6.研究の提案: 救急医の満足度調査について

 前回の会議で提案された「救急医の満足度調査」について、その背景と先行研究(11施設32名対象)の結果について報告された。この結果を日本救急医学会雑誌に投稿中であることが報告された。また、現在のアンケートの内容や解析方法について再検討を行っていることが報告された(岩田)。
 これに対して、本研究をさらに行うとすれば、アンケートを施設単位で行うのか、あるいは個人単位で行うのか、個人であったとすれば救急医学会会員全員に行うのか、対象を考慮しなければならない。この場合、ER検討特別委員会の活動範囲を超えるとの見解が述べられた(堀)。
 また、ER型救急医が不満足と感じる要因を抽出し、それに対する具体的提言を行うような趣旨が研究テーマとしてふさわしいのではないかとする提案がなされた(瀧)。

7.EMTALAについて:

 米国におけるEMTALAの概略について説明が行われた(許)。
 救急医療に関する法制化(救急医療基本法・仮称)が考えられており、本委員会では諸外国の救急医療における法整備の状況についての情報を収集し共有してゆくことが有用と考えられる。本委員会に小委員会を設け、ホームページを通じて情報発信を行うことが承認された。なお、小委員会メンバーには、太田先生、永田先生、許先生の3名となった(堀)。
 なお、関連の情報として、臨床救急医学会評議員会において、今後のロビー活動等を行うために、「救急医療総合研究機構」が設立され、積極的参加の呼びかけのあったことが報告された(堀)。

8.その他

  1. ERに関する研究会について
     獨協大学池上教授がシミュレーション教育に関する学会を設立した。その学会と本委員会が合同でER型救急に関する研究会の開催提案が池上教授からなされたことが報告された。本委員会では、国立国際医療センター木村先生からERに関する研究会開催提案がなされており、継続審議されている経緯があるので、併せて検討してゆくこととなった(堀)。
  2. シミュレーション教育の開発について
     6月12日(金)に臨床救急医学会で行われたパネルディスカッション「内因性救急疾患に対する病院前救護と初期診療」では、外傷におけるJPTECやJATECのような教育プログラムが内因性疾患においては開発されておらず、その必要性についての討議が行われたことが報告された。本委員会にはそのような教育プログラム作成への協力依頼が行われていること、プレホスピタル部分の教育に関する検討が開始されることになったことが報告された(堀)。
  3. 消防法改正について
     消防法改正が行われる予定であること、今後、地域MCを通じて救急搬送のルール作りが進められてゆく可能性があることが報告された(本多)。
  4. 蘇生後症候群についての研究への協力依頼
     日本蘇生協議会が主体となって蘇生後症候群についての臨床像の検討を行う。メーリングリストを通じて協力依頼を行いたい旨の申出が行われた(永山)。
以上
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